松阪もめん入賞作品決定

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~新しい感性が、新しい松阪もめんを創る~

三重県松阪市から委託された地域特産品ブランド戦略事業の一環として、「松阪もめん」を使ったハンドメイド作品の公募コンテストを実施いたしましたが、この度、入賞作品が決定しましたのでお知らせいたします。入賞作品については2017年3月初旬よりOnJapan CAFÉ(東京・原宿)で展示するほか、3月後半には松阪市役所でも展示する予定です。
公募コンテストを通じて、300年の歴史ある松阪もめんを現代のライフスタイルに取り入れる、自由で新しいアイデアを発掘したい、という当初の目的通り、新しい感性による楽しい作品が数多く集まりました。その中でも、アイデアが優れ、より多くの方に手に取ってもらえそうな作品を入賞作品として、選考しました。
今後、これらの作品を通じ、新しい松阪もめんを皆様にお見せできるよう、商品化への検討も始める予定です。

「松阪もめんHandmade Expo in TOKYO」

応募期間: 2月1日~2月28日
審査委員: 丸川竜也(丸川商店代表、デザイナー)
(敬称略) 山本侑貴子(ダイニングアンドスタイル代表)
      松阪市MADE INまつさ課職員
      OnJapan株式会社 スタッフ

      

■優秀作品■
「ホリディ・ブラ」

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プランナー : 水島 由季菜(みずしま ゆきな)
商品企画プランナーとして大手の菓子、食品、トイレタリーメーカーの商品企画に携わる。
現在はプロデューサーまで業務を広げている。Creating Shared Valueをテーマに活動

デザイナー : 菅原 渚(すがわら なぎさ)
ファッションの専門学校を卒業後、 アパレル、インテリア、素材メーカーなどを経験。
現在は、フリーのデザイナーとして活動

【選考理由】
伝統工芸をリラックスウエアに使用する発想が非常にユニークであり、若い女性にも松阪もめんの縞柄が受け入れられる、という可能性を感じさせてくれる作品である。

【作品に込めた思い・作品のポイント】
伝統的な織物=和風という固定概念を変えられるようなものを考えたいと思いました。
主に着物に使われていた生地なので、肌触りなど松阪もめんの良さを直に肌で感じてもらえればと下着をデザインすることに決めました。 松阪もめんは縦縞が特徴的なので、それを生かす柄の構成になるよう工夫したつもりです。
「江戸の粋を、東京の可愛いに」をコンセプトに、手に取りたい!と思ってもらえる作品を目指しました。制作する中で、もっと普段の生活の場に、日本の伝統的な織物が使われるようになったらいいなと思いました。

■入賞作品■
「松阪もめんモビール」

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辻 由衣子(つじ ゆいこ) 
大阪府出身。京都工芸繊維大学大学院卒業。現在、化粧品のパッケージデザイナーとして活動。
【選考理由】
インテリアを通して、松阪もめんを知って頂ける可能性を大いに感じる作品。様々なアレンジやストーリーを持たせることにより、商品の多様性が生まれる作品。

【作品に込めた思い・作品のポイント】
学生時代から織り、染めの研究をしていたこともあり、松阪もめんの伝統的な縞模様や奥深い藍染めの風合いに興味を持ち、応募しました。松坂縞の繊細ですっきりとした縞模様を活かしながらにアレンジしたいと思い、モビールに落とし込みました。作品のタイトルは "月夜"。メインの大きな丸が満月で、月に照らされた風景を表現しています。松坂縞の風合いを活かしたいと思い、自然の風景をイメージしました。裏に色無地を持ってくることで、モビールが揺れるごとに色が重なり合い、インテリアに彩りを添えます。

■入賞作品■
「お弁当と水筒入れ」

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石川 茉彩(いしかわ まあや)
愛知県出身。 2015年名古屋芸術大学入学、在学中。高校在学時よりデザイン活動を行い、様々なコンテストでも入賞経験がある。

【選考理由】
松阪もめんを格子状に編むという楽しさが感じられる作品。またインナーバッグなので自分色にアレンジができるという商品を買う側にも楽しさを提供できる点が評価できる。

【作品に込めた思い・作品のポイント】
松阪もめんを始め産地の工芸品に元々興味があり、有松絞りや名古屋黒紋付き染を短い期間ですが経験させていただいてきました。どの産地でも聞こえるのは若者不足と商品の現代化です。今回の企画はそんな産地の想いを先導していると感じたためわたしもその一員になれたらと思い参加しました。松阪もめんは縦ストライプが特徴的だと思い、いかにしてこのラインを生かせるかとアイデア出しの際、一番に考えました。また深みのある藍が美しいと感じ、藍色のもめんのみを使い制作しました。